投稿日 2023-03-21

プログラミング

Python

Pipenvの仮想環境をVSCodeで使う。

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Pipenvで作成した仮想環境をVSCodeで使う方法。

目次

テスト環境

  • Windows 11
  • Python 3.8.10
  • pip 23.0.1

Pipenv をインストール

Pipenv とは、Python で開発するときに、プロジェクトごとにパッケージ管理や仮想環境構築を簡単に行えるツール。

> pip install pipenv

仮想環境を構築

> python -m pipenv --python 3.8.10

必要なモジュールをインストール

例)Pandas

> pipenv install pandas
# app.py
import pandas as pd

df= pd.DataFrame([[1,2],[3,4]])
print(df)

このまま VSCode で F5 で実行しても ModuleNotFoundError が発生してしまう。つまり、VSCode 側が仮想環境を使えていない。

Pipenv の仮想環境の場所を確認

python -m pipenv --py
C:\Users\{ユーザ名}\.virtualenvs\{文字列}\Scripts\python.exe

これが Python の実行パスです。メモメモ。。

Python 実行環境を選択

Python ファイルを開いた状態で、VSCode のウィンドウ右下ツールバーの赤枠をクリック

先ほどの実行パスと同じインタプリターパスを選択

選択に出てこない場合:VSCode にパスを教えてあげる

VSCode のコマンドパレットを開き(Windows の場合は Ctrl+Shift+p)、「workspace setting」と検索

基本設定: ワークスペース設定を開く(JSON)を選択し、Python の実行パスを追記。
バックスラッシュ2つでエスケープすることを忘れずに!

// ターミナル起動時に仮想環境も起動する
    "python.terminal.activateEnvInCurrentTerminal": true,
    "python.defaultInterpreterPath": "C:\\Users\\{ユーザ名}\\.virtualenvs\\{文字列}\\Scripts\\python.exe"
}

この設定方法の場合、ターミナルも自動的に仮想環境に入れるようになるので便利

おまけ:Pipenv で作った仮想環境を削除

環境を消したいプロジェクトのフォルダで、以下のコマンドを実行

python -m pipenv --rm

最後に

Pipenv 便利だけど、JS の Yarn とか npm みたいにプロジェクトフォルダにモジュール置く方が楽じゃねって思う

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